kawaの日記

どうにかしてボールを打ってやろうと編み出した練習法を綴ったおっさんゴルファーの日記

ヒンジコックとヒザの高さ

ゴルフを始めた時の方が上手かった気がする。そんな人はいると思う。

 

一旦、調子が良くなってクラブに球がパシパシ当たるようになったのも束の間、最近は意識すればするほど当たらなくなり、ダフるし、当たっても飛ばないという感じになっていた。

 

プッシュアウトスライスというらしいが、出玉がふわっと高く右に上がって7番アイアンで100ヤード飛ばないのである。野球のイメージだとファーストフライを打ちまくっている。来週末コースに行くのに絶望的な状況である。

 

とりあえず、ボールを前に少しでも飛ばさないと同行者に多大な迷惑がかかるのでスイングを根本的に見直すことにした。せめてライト前ヒット打ちたい。

 

「腰をまわそう」、「手を使わないようにしよう」とか、「脇を締めよう」いう言葉は動画とか本とかではよく出てくるけど僕はそれらをわけも分からずにやりすぎていて、娘にスイング動画を撮ってもらったのを見て愕然とした。トップの構えが異様に低くて振り幅が小さく横振りになっていた。

 

それを見てトップの位置だけ修正したら動きがバラバラになってファーストフライしか打てなくなった始末であった。

 

改善点は3つ。

1つ目はテークバックの時、ヒンジコックを意識して作りインパクトまで解かないこと。

どういうことかと言うと、ヒンジコックとはクラブを後ろに振り上げるとき右手の手首を甲側に曲げて自分に向ける手の動きだ。これをすると俗に言う「脇を締める」行為が勝手に行われて、トップの構えが丁度良くなった。そこからボールまでヒンジコックの角度を保とうとすると体ごと球に向かわないとヘッドが球まで届かないのである。結果的に力強い球が打てるようになるのも狙いだ。

 

2つめは腰を意識して止める事。

トップの位置から切り返す時、腰の回転を45度で意識して止める。そうすることでボールの正面に立つことになるので、インパクトの位置をロックオンする事が出来た。

 

3つめはアドレスからインパクトまでヒザの高さを変えないこと。上下のブレはこれをする事で抑えられるのでダフらなくなった。

 

ゴルフスイングの仕上げ方は人それぞれと言われているが、悪い癖を治すためのアプローチが人によって違うからだと思った。調子が良いときは何も考えなくても良いけど、ダメな時に修正出来るような練習方法を考えてここにメモっておこうと思う。