25kgの材料袋が年々重く感じられるような気がした。完全に気のせいだと思いたい。25kgの重さは昔から変わらないはずだが、僕には年々重みを増しているように感じるのだ。25歳の時にそんな事考えたことは一度もなかった。
腕力は元々ないからそれは重要ではなく、要は脚力が低下しているのが主な原因である。ジジイへの登竜門を僕は通過したのだろうか。とか考えながら車に荷物を積んだ。
昨日、子供と登山に出かけた。神奈川県の大山。そのときに現実は僕にすごい勢いで襲いかかってきた。そもそもスタート時点で膝が痛いし登り坂はそれでも必死のパッチで攻略したが、下り坂は僕の足の細胞を1つずつ潰しに来ていると感じた。幾千の屍（細胞）を踏み越えて下山口まで辿り着いたのだった。子供は平然としていた。
別にそれはそれで普段運動していない賜物なので仕方ないのだが、ちょっと残念に思ったので翌日の夕方に来た筋肉痛が少し癒えたらランニングを再開しようと思った。
ラジオを聴いているとランニングの話題が耳につく。走るのは嫌いじゃない、むしろ結構好きな方だし。寒いのはダメだけど。これから暑くなるし。FMヨコハマで「柴田聡のしばる」というDJの方がやたら走りたがっているのを聞くとなんとなく自分もその気になってくるので不思議だ。
目標タイムをクリアした達成感で一度やめてしまったランニングを再開するために次の目標を設定することにした。
それは体重。少しやせよう。
がんばるぞー。
