kawaの日記

どうにかしてボールを打ってやろうと編み出した練習法を綴ったおっさんゴルファーの日記

クオカードがもらえるホテルがあるらしい

最近のホテルはネットで予約するとクオカードがもらえるプランを用意しているらしい。

 

これはかつて某ケータイ会社などが得意としていた「今ならお得!〇〇〇円キャッシュバック」というキャンペーンのような元の料金に含んでいたものをそのまま返すだけの行為を「お得」という言葉だけで顧客が利益を与えられたと勘違いさせる僕が最も嫌いな商法のひとつである。

 

そしてこのホテル予約方式をクソサラリーマンが会社のカネで利用した場合は罪に問われる可能性があるので注意が必要である。

 

おそらく普通の会社は社員が出張するときの宿泊費を会社の経費として扱っている。

 

出張者は宿泊費を実費で立替払いする場合があるが、精算した時点でそこで得られた成果は全て会社に帰属するというのが一般的である。出張業務の成果もクオカードもそういう意味では同じ扱いになる。

 

グレーなところでいうとクレジットカードで支払った際のポイントとか航空会社のマイレージとかも該当するが、会社側がそこまで返還を要求しない場合がほとんどだと思う。

 

賢い会社はマイレージとかポイントの帰属先とかを出張規定に盛り込んだり、出張者に会社のクレジットカードを貸与するなどルールを明確にしている。

 


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話は戻るが会社員が会社の経費で得たクオカードを許可なくゲットする行為は法的に完全アウトと言える。

 

業者の売り方もモラルにかける部分があるが法的にどうなのかとかではなく、人としてどうなのかという視点では思うところがある。

 

会社の経費をチョロまかして儲けた汚いカネで嫁とか子供に飯食わしてオマエは平気か?自分が出張中に会社で頑張っていた仲間の前で笑えるか?そのカネで友達や彼女と美味い酒が飲めるか?若い連中に先輩ヅラ出来るか?僕には無理だ。

 

今も昔も「楽して儲けよう!」という話はそこら中に溢れているが、大体詐欺だし、そういう話はとんでもないリスクが隠されている場合が多い。

 

金に目がくらむ前に自分は何をして儲けたいのかをよく考えようと思った。

 

下のリンクは参考にした記事。

出張で人気の「クオカードつき宿泊プラン」 会社に黙ってカードをもらっても大丈夫? - 弁護士ドットコム