チャリンコ再生計画日記〜施錠〜
錆びた自転車を復活させようとしています。
一昨日、仕事が終わったあとに自転車屋とホームセンターへ足を運び、工具と部品を買い揃えました。
結構お金がかかりました。普通の新しい自転車を1台買えるくらいでした。これは数年間、自転車を放置した報いだと自分に言い聞かせて代金を払いました。
新しい自転車はお金を出せばすぐに買えますが、この自転車を復活させることに意義が有るのです。少なくとも僕にとっては。こいつとの思い出はpricelessなのです。
しかし、思いもよらぬ壁が突然、僕の前に立ちふさがりました。
「施錠ーーー!!!」
そう、自転車に鍵がかかっていたのです。なぜか合い鍵はありません。そういえば最近、何かの鍵を分からずに捨てた様な記憶もおぼろげながら蘇ってきました。それでも一応、鍵が無いか家中を必死のパッチで探しましたが、おそらく最近それを捨ててしまった事が濃厚な為、必死に探したところで出て来るハズが有りませんでした。なんということでしょう。
思えば防犯上、鍵を付けない訳などありません。常識です。しかも結構しっかりしたものが自転車のフレームと前輪のホイールを繋いでいました。ただ、やると決めた以上はこんな事で諦めるわけには行きません。諦めたらそこで試合終了です。そして僕は決心しました。
「破壊するしかない!!!」
先ず、ニッパで樹脂の部分を切断して中のワイヤーをむき出しにしました。
そのあとワイヤーカッターでガシガシとワイヤーの切断を試みました。
作業する事は5分、僕は事を成し遂げました。
「またつまらぬものを斬ってしまった……。」
自転車の鍵を破壊したのは今回が初めてでした。街なかでこの作業をしていたらポリスマンに職務質問を受けていたかもしれません。念のため断っておきますが、これは僕の自転車です。
※他人の自転車の鍵を壊すのは犯罪なのでやめましょう。
合掌。
作業は続きます。
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