【前編】賞味期限を6ヶ月過ぎた餅は美味しく食べられるか?
こんばんは、kawaです。
会社の冷蔵庫に置いてあったお歳暮のお餅を譲って頂きました。今はもう9月です。
あと3ヶ月もすると今年のお歳暮が届く季節となりますが、寒い冬を越えて春を迎え、やがて夏が過ぎ、長きに渡り冷蔵庫の面積を占めていたお餅がようやく僕のもとへ解き放たれた訳です。
それは一昨日の出来事でした。
同僚「冷蔵庫の中を片付けるらしいよ。」
僕 「へー、そうなんだ。」
同僚「自分の物が無いか確認しときなよ。」
僕 「そうだねー。」
※僕の会社では冷蔵庫を使うとき、飲み物などに自分の名前を書いておくルールになっています。そして、このルールは飲み物の奪い合いなどの無益な争いを避け、忘れ物を防ぐための防波堤の役割を果たしています。
「ガチャリ。」
冷蔵庫の扉を開けました。
僕 「!!!」
(去年のお歳暮の餅に何故か僕の名前が書いてある!サインペンで。)
戦慄しました。身に覚えがありません。
これは…、餅だ。持田香織だ。
賞味期限を6ヶ月過ぎていました。誰かがイタズラで僕の名前を書いたのは間違いないのですが、僕はお餅が大好きなのでそれを持って帰ることにしました。
もしかすると、僕を会社の出世競争から退けるために仕組まれた一種のバイオテロかと思いましたが、うちの会社にそんなレースは存在しません。
完全なる戯れであることはすぐ分かりましたが、お歳暮を送って下さった方の名誉にかけて僕はこのお餅を焼いて食べる事を固く決意しました。この情熱の炎は誰にも消すことは出来ません。
〜後編へつづく