kawaの日記

どうにかしてボールを打ってやろうと編み出した練習法を綴ったおっさんゴルファーの日記

なぜ僕は山に登るのか日記

 こんばんは、kawaです。

 全身が筋肉痛の35歳男性です。

 上司とその件について話したところ、

「翌日に筋肉痛ならまだ若いな、俺は翌日は平気なんだが、翌々日から云々…」と言われました。

 僕はその境地にまだ達していませんが、筋肉痛のピークは午前中ではなく「夕方」(!)でした。

 日々のトレーニング不足を悔やむと同時に、今でも野球で現役のイチロー選手は神だと改めて思いました。

 

  日記タイトルの「なぜ僕は山に登るのか」ですが、その答えは…

 「保育園の行事」だからです。

 それ以上でもそれ以下でもありません。

 

 丹沢の山を4つ越えてきました。

 ちょっと登ってお弁当を食べて帰れば満足と思っていましたが、まさか、このような本格的な登山とは当日まで思いもしませんでした。

 

 当日、コースを訪ねたとき僕は戦慄しました。

 

  そして、登った丹沢の山々について標高を調べてみました。

 

  • ヤビツ峠761m(スタート地点)
  • ニノ塔1140m(ひとつ目)
  • 三ノ塔1205.2m(ふたつ目)
  • 烏尾山1136m(3つ目)
  • 塔ノ岳1490.9m(頂上)

 http://www.kankou-hadano.org/hadano_mountain/mountain_o2js.html

秦野市観光協会−表丹沢登山ガイド:表尾根縦走コース

  

 表尾根縦走コースと呼ぶそうです。

 

 それなりに険しい道でファイト一発的な崖とか、鎖を使って降りる場所とか有ったのですが、子供達は(保育士さんの指導で)平気で降りるのでスゴイと思いました。

 

  登山は子供たちを前列、親は後列で進行しました。

 子供達は終始元気ハツラツでした。

 標高が100m高くなると0.6℃気温が下がるそうなので涼しかったのですが、あまりの山の険しさに僕は頂上付近で「もう限界だ。」と思いました。

 しかし、子供達が先に到着し、手を振って待っているのが見えたときは平静を装い、手を振り返しながら颯爽と笑顔で歩きました。

 親父たるもの弱々しい姿を子供に見せつける訳にはいけませんので。

 終始、曇り気味で強い日差しを浴びなかったことにも救われました。

 もし炎天下の中を歩く事になっていたら、僕は途中で行き倒れ、やがて腐敗し、ゾンビまたは白骨化した姿となり、夜な夜な友人知人の夢枕に出現した事でしょう。

 

 頂上に到着した時点で僕の心は完全に折れており、(子供が見えない場所では)ゾンビのような状態で歩き続けました。

 

 途中、現実逃避の思考から「神奈川県の水源」について考えながら歩きました。

 

 関東の中で神奈川県が水不足に強いのは「相模川」と「酒匂川」という水源を保有しているためで、それらの河川には山々が蓄えた水分が地下に浸透する事で供給される訳で、山々には感謝の気持ちで一杯でしたし、長居することで迷惑をかけてはいけないと思いました。

 

 やがて出発から9時間でゴールとなり、登山が終わりました。

 頑張って歩いた子供の姿に感動し僕は泣きそうになりました。

 山を登りきった事や休憩時間にスイカやかき氷を食べながら過ごした事は子供にとって良い思い出になることでしょう。

 

 次は富士山に登るようです。

 

 それではさようなら。