環境問題について考えてみた。
こんばんは、kawaです。
ゴールデンウィークも後半に入ったところで、今日は子供を連れて相模原の大きな公園まで車で出かけました。
木陰が多くて風通しもよく、とても快適でした。
公園は人間が作った環境ですが、その中でも自然を感じることができるので好きです。
ところで、昨日のはてなブログで注目されている記事が有り、僕も読ませて頂きました。
こちらの記事です。
唐突ですが、僕は趣味でブラックバス釣りをします。
釣るためにはその魚の事を良く知る必要がありますので、色々調べた時期がありました。
ブラックバスは言わずと知れた外来種の代表選手で、世間一般のイメージは決して良くありませんよね。
その昔、バス釣りブームが有り放流が盛んに行われた結果、ブラックバスが大量に繁殖し社会問題となった事はなんとなく知っています。
しかし、今では法整備もされており、関係者様の努力により漁業の水域とバス釣りの出来る場所は棲み分けが進んでいると思います。
現にブラックバスを観光資源としている自治体もありますし。
ブラックバス(指定された外来生物)を生きたまま移動した際には300万円以下の罰金、または懲役、もしくは両方というような、結構重い罪に問われてしまいます。
僕は昨日の記事を読んでとてもモヤモヤしたのですが、その理由は、「環境を保全する側の人たちが同じような繁殖力の強い外来種を放流している」と言うことだと思いました。
放流するのは鮎ならいいのか?とか賛否両論あると思いますが、ブラックバスの放流で最も問題になったのはその繁殖力です。
その繁殖力ゆえに魚としては放り込まれた場所で生活をしているだけなのに結果として固有種を淘汰してしまったのです。
鯉は中国では繁栄のモチーフになっているほど、繁殖力があり、ブラックバスに引けを取らないことは環境保全に関わっている方には常識的な事と思います。
僕の子どものころの多摩川は相当汚くて、魚などはほとんど見られませんでしたが、鯉だけは沢山いましたので、すごい魚だなと思いました。
色々な考え方があると思いますが、僕個人としては鯉の放流が合法的に行われたとしてもそれは環境保全とは思えませんでしたのでこの日記を書きました。
おしまい